2024.04.18
イベント?展示会
2024年度 受講者募集-文化庁補助事業:温泉地を舞台にした持続可能な「アート&ウェルビーイング」人材育成プログラム【受講無料】
※募集終了しました
文化庁補助事業【温泉地を舞台にした、持続可能な「アート&ウェルビーイング」人材育成プログラム】の一環として、講座「キュレーションのマテリアル:歩行?言葉?映像」 および、講座「ざおうラジオ?トレッキング&ヒアリング?」蔵王を舞台にした、ツーリズムラジオコンテンツの制作 の受講生を一般公募します(受講無料)。
受講の成果は、2024年9月開催の「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2024」で発表していただきます。専門家の指導のもと、実際の芸術祭を通して、地域に根ざしたアートマネジメントを学びませんか?ぜひご参加ください。
温泉地を舞台にした、持続可能な「アート&ウェルビーイング」人材育成プログラム
■プログラムのねらい
心身が「良い状態」を保つため、文化芸術の健康への効能が期待される昨今、新老虎机平台,最新老虎机6年度からスタートする当事業では、「山形ビエンナーレ」過去5回の成果を基礎としながら、舞台を中心市街地から温泉地へと移し、持続可能な【アート&ウェルビーイング】をテーマに、新たなアートプロジェクトを開発?実施します。これまで試行してきた中心市街地を舞台とするアートプロジェクトのノウハウを温泉地へと展開し、文化芸術の視点で温泉地が独自に有する地域資源を活用し、訪れる人々の心身の健康回復プログラムを企画?実践できる人材、さらには、地域資源を活用しながら新たな文化?芸術の作り手となる新進芸術家の育成を目指します。
※温泉地を舞台にした、持続可能な【アート&ウェルビーイング】人材とは
アートプロジェクトのノウハウを温泉地へと展開し、文化芸術の視点で温泉地が独自に有する地域資源を活用し、訪れる人々の心身の健康回復プログラムを企画?実践できる人材。
今年度は下記4つの講座を6月からスタートし、9月に開催する「山形ビエンナーレ2024」のプログラムの中で、その成果を発表?公開します。
2024年度に展開する4講座
①キュレーションのマテリアル:歩行?言葉?映像
②「ざおうラジオ?トレッキング&ヒアリング?」蔵王を舞台にした、ツーリズムラジオコンテンツの制作
③まちのおくゆき ?ことばとからだの温泉ダンスワークショップ?
④現代山形考 ─山とうたう─『忘れられた歴史の記憶を掘り起こす』
■受講生の一般公募を行う講座について
4講座のうち、① ② ③の3つの講座について、受講生を一般公募(受講無料)します。
※③は後日情報を公開します
※④は一般公募を行いません
①「キュレーションのマテリアル:歩行?言葉?映像」
日本有数の温泉地である蔵王温泉(開湯西暦110年)を舞台として、アーティスト、キュレーター、詩人、デザイナー、ビデオグラファーを講師に、複合的な方法を手がかりにしてアートプロジェクトのキュレーションを学ぶ講座です。
「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2024」のプロジェクトのひとつ「ひとひのうた」では、温泉地を舞台とすることに加え、同地が日本の近代文学を代表する歌人?斎藤茂吉と縁の深いことから、この地域で注視すべき文化芸術として短歌=「うた」(言葉による表現)からインスピレーションを受け、内容を設計しました。本講座では、温泉地(地域?土地)を歩くこと=「歩行」、歩くことを通してその体感や発見を言葉にすること=「言葉」、さらにはその発見を写真や映像を通して撮影?記録すること=「映像」を、アートプロジェクトのキュレーションにおいて重要な「マテリアル」(素材)と捉えます。
ある土地に赴き、自らの身体を通して感じ、見つめることからはじまる、地域の歴史?風土に根差したキュレーションの創造的なありかたを学びます。
○みちのおくの芸術祭「山形ビエンナーレ2024」概要
■開講日時
6月 2日(日)13:00?17:00 【講座1、2、クロストーク/蔵王温泉】
6月23日(日)13:00?17:00 【講座3、4、クロストーク/蔵王温泉】
7月14日(日)13:00?17:00 【講座5、6、クロストーク/蔵王温泉】
9月 1日(日)13:00?17:00 【公開イベント+振り返り/蔵王温泉】
事前説明会:5月11日(土)13:00?15:50【説明会+レクチャー:小金沢智】
成果発表展:9月1日(日)?16日(月?祝) ※「山形ビエンナーレ2024」会期中
■講座内容
主に蔵王温泉(山形県山形市蔵王温泉)をフィールドに、キュレーター/キュレーションの視点を持って、講座を通してこの土地で発見したものについて、「言葉」(テキスト)あるいは「映像」(またはそれらの複合的なもの)を選択し、執筆/制作、発表を予定。「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2024」のプロジェクト「ひとひのうた」を鑑賞するにあたっての一助とする。
会場:山形市蔵王体育館ほか(5月11日の事前説明会はオンラインで実施)
定員:最大10名
■講師
岡安賢一(ビデオグラファー / 合同会社岡安映像デザイン代表)
管啓次郎(詩人/明治大学教授)
平野篤史(デザイナー / AFFORDANCE)
大和由佳(アーティスト)
ほか
■コーディネーター
小金沢智(キュレーター/本学専任講師)
②「ざおうラジオ?トレッキング&ヒアリング?」蔵王を舞台にした、ツーリズムラジオコンテンツの制作
日本有数の温泉地である蔵王温泉とその周辺地区を舞台として、山形で活動する編集者?ライターの方々を講師にお招きし、ツーリズムコンテンツの企画?編集?制作を学ぶ講座です。
今年の9月に蔵王温泉(山形)で開催される「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2024」は、蔵王温泉街に点在する山形ゆかりの歌人 斎藤茂吉の歌碑を軸としながら、それらを周遊するプログラムが組み立てられており、「ことば」と「あるく」ことに呼応した芸術祭ともいえます。
この講座でも、コンテンツとしての「ことば」、そして、山形蔵王を「あるく」ことをテーマに講座を展開し、山形ビエンナーレに向けてその成果物を発表します。斎藤茂吉が見たであろう山形蔵王の情景と様々に紡がれた短歌(ことば)たちを、地域の資源と位置づけながらそれらを観光と結びつけていく様々な試み(あるく)をみなさんと実践していきます。
○みちのおくの芸術祭「山形ビエンナーレ2024」概要
■開講日時
6月 9日(日)14:00?17:00 【キックオフ?講座1/蔵王温泉】
6月30日(日)14:00?17:00 【講座2/蔵王温泉】
7月13日(土)14:00?17:00 【講座3/蔵王温泉】
9月 1日(日)14:00?17:00 【講座4?講評会/蔵王温泉】
9月15日(日)19:00?21:00 【ゲストによる講座?振り返り[公開トークイベント]/蔵王温泉】
◎ポッドキャストによるラジオコンテンツの配信、公開型ラジオ収録トークイベント(蔵王温泉街)、ラジオ告知を兼ねたビエンナーレを楽しむための副読本的な配布物等の制作を予定
事前説明会:5月12日(日)14:00?16:00【講師?コーディネーターによる説明会 / ZOOM】
成果発表展:9月1日(日)?16日(月?祝) ※「山形ビエンナーレ2024」会期中
会場:山形市蔵王体育館ほか(5/12の事前説明会はオンラインで実施)
定員:15名程度
■講師
鈴木伸夫(編集者?ライター/gatta!)
那須ミノル(編集者?ライター/リアルローカル山形)
井上春香(編集者?ライター/リアルローカル山形)
ほか
■コーディネーター
アイハラケンジ(アートディレクター/グラフィックデザイナー)
(以下、両講座共通)
■受講料
受講料無料。なお、一部の講座は蔵王温泉で行いますが、現地(蔵王など)への移動にともなう費用は自己負担となります。
■受講申し込み
申込フォーム
受講をご希望される方は、必ず、各講座の事前説明会への参加と、上記申込フォームへの入力をお願いいたします。なお、事前説明会はオンラインで開催いたします。
●事前説明会日時(講座ごとに日程が異なります)
?キュレーションのマテリアル:歩行?言葉?映像」:5月11日(土) 13:00?15:50
?「ざおうラジオ?トレッキング&ヒアリング?」蔵王を舞台にした、ツーリズムラジオコンテンツの制作:5月12日(日)14:00?16:00
事前説明会への参加希望者は、5月3日(金)正午(12:00)までに、申込フォームより必要事項を入力し、お申し込みください。(志望動機の入力を含みます。後日折り返し、説明会参加のためのZoom接続のURLを送信いたします)
■受講者決定の流れ(選考を行います):
1)上記申し込みフォームに、必要事項を入力ください。※「志望動機」は、テーマが講座ごとに異なります。以下をテーマに記述してください。いずれも5月3日(金)正午(12:00)締め切り。
「キュレーションのマテリアル:歩行?言葉?映像」受講希望の方
?ご自身の専門性や関心/キュレーション経験の有無や講座受講を通して学びたいこと、実現したいことなど(字数自由、最大800字程度)
「ざおうラジオ?トレッキング&ヒアリング?」蔵王を舞台にした、ツーリズムラジオコンテンツの制作 受講希望の方
?志望動機(自由記述400字以内)/「自分のラジオ体験」または「蔵王で興味があること掘り下げたいこと」(自由記述400字以内)
2)5月11日と5月12日の事前説明会終了後、改めて参加意思をご確認いたします(ネット経由)。
3)事前提出の志望動機とともに選考を行い、事務局より受講可否を数日内にご連絡いたします。
?講座内容の詳細は、事前説明会の際にご説明いたします。
■参加条件と留意点:
?高校生以上。専門的な技術?経験の有無は問いません。学芸員、文化施設職員、行政職員、アーティスト、学生をはじめ、アートやデザインによる地域づくりに関心がある方を歓迎します。
?受講無料ですが、交通費、食事等は自己負担となります。
?原則として、プログラムの全日程へのご参加と、成果発表に参加いただける方を対象とします。※欠席の補講対応等はいたしません。
?応募者数に関わらず、志望動機による選考を行います。選考結果に関するご質問にはお答えできません。
?ご提供いただいた個人情報は本学で適切に管理し、本事業における諸連絡?資料等送付、文化庁への報告以外の目的には使用しません。
?活動の様子を撮影し、ウェブサイトや報告書等に掲載する場合があります。
?プロジェクトの運営に支障をきたす行為等が見られる場合、継続しての受講をお断りする場合があります。
?講座内容は2024年4月18日時点での予定です。今後、変更となる場合があります。
■感染拡大防止対策について:
?咳、のどの痛み、だるさ、発熱などの体調不良を感じる場合には、各開講日の受講をお控えください。
④現代山形考-山とうたう-「忘れられた歴史の記憶を掘り起こす」
※本講座は一般公募を行いません
世界的な観光地として名高い蔵王を舞台として、地域の歴史的背景や、眠ったままの資源、また温暖化などにより生じている現代的な課題などの調査?研究を行い、その成果を新しい郷土史研究として探り、芸術祭「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2024」のなかで展覧会として実施します。
蔵王連峰は、山々の集まりの総称であり、蔵王山という単独峰があるわけではありません。天武天皇の時代に、修験道の開祖役小角の叔父に当たる行願が大和国吉野の金峯山から現在の蔵王の山頂に蔵王権現を分祀して修験の地として祀られたことが「蔵王山」の名称の由来となります。信仰の対象としての蔵王はその後の歴史的な変遷により、太平洋戦争と関わり、スキーブームによるリゾート化が進み、今日も大地の恵みとしての温泉が湧き続けています。 現在、地球温暖化によりその生育が危機的な状況にある‘樹氷’をはじめとする「蔵王」の変遷は、この世界と人間の付き合い方を象徴しています。
今回の講座では、斎藤茂吉の流れを組む山形出身の歌人、岡崎裕美子氏と、地域の歴史を掘り起こしながら自然体でゆるやかな手法を使って制作を展開している美術家、中﨑透氏を講師としてお招きし、民俗?博物資料をアーティスト?研究者たちと共に紐解き、歌い、自然と共生していくこれからを考える場を作りたいと思います。
○みちのおくの芸術祭「山形ビエンナーレ2024」概要
■開講日時
6月 1日(土)10:00-17:00【キックオフ?講座1/大学?蔵王温泉街】
6月29日(土)10:00-17:00【講座2 /大学?蔵王温泉街】
8月26日(月)~29日(木)9:00-18:00(1日以上参加)【講座3 /大学】
9月 1日(日)【講座4 トークイベント?講評会/大学】
成果発表展:9月1日(日)?16日(月?祝) ※「山形ビエンナーレ2024」会期中
会場:東北芸術工科大学?蔵王温泉街ほか
定員:約10名
■講師
岡崎裕美子(歌人)
中﨑透(美術家)
永岡大輔(アーティスト)
ほか
■コーディネーター
三瀬夏之介(画家?キュレーター/本学教授)
宮本晶朗(修復家?キュレーター/本学准教授)
阿部麻衣子(キュレーター/プランナー)
■講師?コーディネーター プロフィール
キュレーションのマテリアル:歩行?言葉?映像
「ざおうラジオ?トレッキング&ヒアリング?」蔵王を舞台にした、ツーリズムラジオコンテンツの制作
現代山形考-山とうたう-「忘れられた歴史の記憶を掘り起こす」
主催:東北芸術工科大学
新老虎机平台,最新老虎机6年度 文化庁 大学における文化芸術推進事業
■お問合せ先:
東北芸術工科大学 地域連携推進課 TEL: 023-627-2218
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