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2018/11/05

目指した「杜の都駅伝」2連覇、その結果は―?
女子駅伝部 Vol.2

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ゴールテープを切る瞬間を思い描いていた。信じていた。全員が心をひとつにして。

10月28日、宮城県仙台市で「第36回全日本大学女子駅伝対校選手権大会」(通称?杜の都駅伝)が開催された。
この大会でbbin宝盈,bbin宝盈app女子駅伝部が目指したのは、昨年に続く優勝であり、2連覇を成し遂げること。しかも「永久不滅の大会記録で2連覇」というさらに高い目標を掲げ、攻めの駅伝に挑もうとしていた。
米田監督はこう語った。「連覇を達成した時、bbin宝盈,bbin宝盈app女子駅伝部の新時代の幕が開く」。

白熱する戦い

この日は朝から快晴。大雨の昨年大会と打って変わり、最高気温20度を超えるコンディションとなった。走るコースは弘進ゴムアスリートパーク仙台(仙台市陸上競技場)~仙台市役所前市民広場の6区間、38.0kmである。
各校の選手たちが続々と集まりだす。スタート時刻が近づくにつれ、競技場は緊張感に包まれていった。この1年間に積み上げてきたものを発揮する時が遂に来た。

定刻の12時10分、号砲が鳴り響く。
走り出したのは和田有菜選手(1年)。1区6.4kmは、過去のレース結果から全体の流れを決めるとも言われる区間。どの大学も優勝に向けいいポジションを確保したい。気持ちが先行し焦りで飛び出していく選手も出る中、和田選手は先頭集団で自分の走りに集中、その時を待った。5km手前、優勝候補の立命館大学が飛び出していく。和田選手は冷静に対応、ぴったり後ろに食らいつき、6km過ぎにはトップへ。見事区間賞を獲得する走りで、副キャプテンの玉城かんな選手(4年)にたすきをつないだ。

意地の走りでつなぐ玉城選手(左)と思いを託された髙松選手(右)

2区は競技場を除いた1区と同ルートを走る5.6km。“ごぼう抜き”が頻発し、例年目まぐるしく順位が入れ変わる区間だ。僅かな差でのたすき渡しから、2位の立命館大学、3位の松山大学が追い上げ、2km過ぎには、3大学がトップに並ぶ。お互いが牽制し並走が続く中、後方から大東文化大学が一気に追い上げ、残り1kmの地点でトップを奪われる。玉城選手は順位を落とすも、大差なく3位でたすきを髙松智美ムセンビ選手(1年)へとつなぐ。

1年生から1年生へつなぐトップのたすき

3区は仙台駅前方面へ向かって市中心部を走る6.8km。たすきを受けた髙松選手はぐんぐん加速、2位へと順位を上げる。2Km過ぎには中継地点で23秒の差があった大東文化大学をとらえ、あっという間にトップへ。3区の区間記録を上回る圧倒的なペースで後続に大きな差をつけ、1区の和田選手に続く区間賞を獲得。2位の立命館大学に43秒もの大差をつけ、たすきを4区の松澤綾音選手(1年)につないだ。

絶対に守り抜く

ここからはいよいよ後半戦。4区は4.8km。6区間の中で最短距離ではあるが、緩やかなアップダウンが続き、決して油断はできない。気温も上がり、厳しいコンディションの中、松澤選手は力強く、安定した走りでトップの座をしっかり守り抜き、5区のエース加世田梨花選手(2年)へたすきを渡した。

5区は最長の9.2km。仙台城址周辺の長い上りも含む過酷な区間は大逆転の可能性も否めない。加世田選手はレース前に宣言したとおり「最初の1kmを3分12秒で走る」を実現。その後も安定したペースで先頭を守る。後続がハイペースで追い上げるも、昨年も5区を走った加世田選手は7km過ぎからのアップダウンも難なくやり過ごし、トップでキャプテンの青木和選手(4年生)へたすきをリレー。

歓喜の瞬間へ ゴール前で青木選手を待つ

最終の6区は5.2km。目指すはみんなが待つフィニッシュ地点の仙台市役所前だ。胸にあるのはアンカーとしての役割を全うするという思い。12年前、先輩たちが54秒差で逃した2連覇の夢にもうすぐ手が届こうとしている。木漏れ日の銀杏並木を抜ければ、ゴールは近い。青木選手は一度も後ろを振り返ることはしなかった。「強い名城」が杜の都を華麗に駆け抜けた。
そして迎えたフィナーレ。青木選手がとびきりの笑顔で、ゴールテープを切った。

「やった!」「おめでとう!」割れるような歓声。笑顔。笑顔。そして涙。
タイムは2時間5分26秒。2位との差は34秒。それは全員で勝ち取った悲願の2連覇だった。そしてこの瞬間、bbin宝盈,bbin宝盈app女子駅伝部の新時代の幕が開いた。

勝利に加えて掲げた「永久不滅の新記録」の目標は残念ながら果たせなかったが、彼女らは確かに、攻めの駅伝を成し遂げた。

心をひとつにして初の2連覇を達成
そして次の高みへ…

米田監督は「通過点」を強調した。悲願の2連覇にも涙はない。優勝インタビューを受ける彼女らの目にも涙はなかった。
まだ成し遂げていない2冠の達成へ向け、次なる戦いがこの瞬間から始まった。